種別 |
論文 |
主題 |
1995年兵庫県南部地震で倒壊を免れたRC造建物の耐震性能 |
副題 |
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筆頭著者 |
白井遼(首都大学東京) |
連名者1 |
北山和宏(首都大学東京) |
連名者2 |
青木茂(首都大学東京) |
連名者3 |
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連名者4 |
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連名者5〜 |
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キーワード |
兵庫県南部地震、RC造建物、耐震性能、耐震診断、ジャンカ、構面外壁、多質点系解析、Hyogo-ken Nanbu Earthquake、Reinforced Concrete Building、Seismic Performance、Seismic Capacity Evaluation、Rock Pocket、Wall at out-of-Frame、Multi-Degree-of-Freedom System Analysis |
巻 |
33 |
号 |
2 |
先頭ページ |
1093 |
末尾ページ |
1098 |
年度 |
2011 |
要旨 |
本研究では,1995年兵庫県南部地震で震度7を経験したが中破にとどまったRC造中層建物を対象とし,大地震で倒壊を免れた原因を検討した。本建物にはジャンカを持つ部材が多数存在し,構面外のRC壁が散在した。これらの影響をみるため2次耐震診断と多質点系解析を行った。桁行方向では,ジャンカの影響が1階で顕著であったが耐震性能に劣る階はなく解析で実被害を再現した。梁間方向では,構面外のRC壁が2〜4階の耐震性能を大きく向上させたが解析では1階が崩壊し実被害を再現しなかった。構面外のRC壁が耐震性能を向上させたことが大地震で倒壊を免れた要因の1つである。 |
PDFファイル名 |
033-01-2183.pdf |