種別 |
報告 |
主題 |
海洋環境下において46年間供用した鉄筋コンクリート水槽の劣化性状 |
副題 |
|
筆頭著者 |
野上周嗣(港湾空港技術研究所) |
連名者1 |
福田功(港湾空港技術研究所) |
連名者2 |
山路徹(港湾空港技術研究所) |
連名者3 |
加藤絵万(港湾空港技術研究所) |
連名者4 |
|
連名者5 |
|
キーワード |
chloride-ion、corrosion of reinforcement、deterioration、electrochemical measurement、marine environment、劣化、塩化物イオン、海洋環境、鉄筋腐食、電気化学的測定 |
巻 |
36 |
号 |
2 |
先頭ページ |
1405 |
末尾ページ |
1410 |
年度 |
2014 |
要旨 |
本報告では,46年間供用した鉄筋コンクリート水槽の劣化状況等の現況把握調査について報告する。調査の結果,(1)壁面の劣化の顕在化は鉄筋の重ね継手によるかぶり不足によること,(2)壁面のコンクリート内部は含水率が高い状態にあったため気中部であっても中性化が進行していないこと,(3)高い塩化物イオン濃度であってもかぶり厚および湿潤状況によって鉄筋腐食状況が異なること,(4) マクロセルの形成により一部で鉄筋腐食が促進され,その他の箇所では鉄筋腐食が抑制された可能性があること等から,鉄筋コンクリート水槽の劣化はかぶり厚および海水による湿潤状況が大きく影響を与えていると考えられる。 |
PDFファイル名 |
036-02-2235.pdf |