種別 |
論文 |
主題 |
浄水施設における躯体コンクリートの外観調査および水質調査 |
副題 |
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筆頭著者 |
間々田憲哉(首都大学東京都市基盤環境学域) |
連名者1 |
大野健太郎(首都大学東京都市基盤環境学域) |
連名者2 |
宇治公隆(首都大学東京都市基盤環境学域) |
連名者3 |
細谷昌平(首都大学東京都市基盤環境学域) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
abrasion、biological activated carbon adsorption pool、eluviation、limestone aggregate、microbial metabolism、water purification facility、微生物代謝、摩耗、浄水施設、溶脱、生物活性炭吸着池、石灰石骨材 |
巻 |
37 |
号 |
1 |
先頭ページ |
625 |
末尾ページ |
630 |
年度 |
2015 |
要旨 |
本研究では,高度浄水施設の劣化要因把握の基礎検討として,浄水場における躯体コンクリートの外観調査および水質調査を実施した。外観調査の結果,施設によりコンクリート表面状態が異なり,生物活性炭吸着池および後段ろ過池では,石灰石骨材が溶解していた。水質調査の結果,生物活性炭吸着池において,活性炭層の深度増加に伴いpH が低下することを確認し,微生物代謝に起因する酸性物質がコンクリートの劣化要因であると推察した。さらに,浄水施設は,逆洗浄および壁面の高圧水洗浄に伴う摩耗などの物理的作用とセメント水和物の溶脱および酸性物質などの化学的作用の複合作用により劣化が生じると示唆された。 |
PDFファイル名 |
037-01-1099.pdf |