種別 | 論文 |
主題 | 塩害により著しく劣化した実橋から切り出した鉄筋コンクリート桁の載荷実験と残存耐力の試算 |
副題 | |
筆頭著者 | 久米仁司(南伸技術部) |
連名者1 | 下里哲弘(琉球大学工学部 環境建設工学科) |
連名者2 | 淵脇秀晃(琉球大学工学部技術部) |
連名者3 | 砂川章次(中央建設コンサルタント第一設計部) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | deteriorate、loading static test、residual capacity、salt damage、劣化、塩害、残存耐力、載荷実験 |
巻 | 37 |
号 | 2 |
先頭ページ | 1375 |
末尾ページ | 1380 |
年度 | 2015 |
要旨 | 本論文は,厳しい塩害環境で約56年間供用された鉄筋コンクリートT桁(以下RCT桁と示す)橋の撤去に際し,桁を切り出して静的載荷実験を行い,残存耐力がどの程度あるかについて研究した。対象とした桁は劣化の程度が大小の中間桁,劣化の進んだ鉄筋コンクリート製の高欄を有する側部桁である。その結果,静的な残存耐力は著しい劣化状況の桁であっても鉄筋コンクリート梁の計算が適用でき,劣化が進み鉄筋とコンクリートの付着が完全に切れている状態の場合には,桁の外側の鉄筋が有効に働かない場合があり,耐力が低下するが,コンクリートが剥落していない桁は,概ね設計時に想定した耐力は残存すると考えられる。 |
PDFファイル名 | 037-01-2230.pdf |