種別 |
論文 |
主題 |
ひび割れが生じた鉄筋コンクリートのCaO・2Al2O3混和材による塩害抑制効果 |
副題 |
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筆頭著者 |
坂井公輔(鹿児島大学) |
連名者1 |
武若耕司(鹿児島大学) |
連名者2 |
山口明伸(鹿児島大学) |
連名者3 |
宮口克一(デンカ) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
Calcium Aluminate (CaO・2Al2O3)、concrete crack、Friedel`s salt、rebar corrosion、salt damage、カルシウム・アルミネート、ひび割れ、フリーデル氏塩、塩害、鉄筋腐食 |
巻 |
38 |
号 |
1 |
先頭ページ |
945 |
末尾ページ |
950 |
年度 |
2016 |
要旨 |
本研究では,コンクリートの塩分固定化能力を向上させるために新たに開発されたCaO・2Al2O3を主成分とする混和材(以下,CA2混和材)に着目し,予め試験開始前にひび割れ幅が約0.2mmのひび割れを導入した鉄筋コンクリート部材の海洋暴露試験を行い,ひび割れ部における塩分浸透特性や鉄筋防食効果等の検討を行った。その結果,コンクリートにひび割れが生じている状況においても,CA2混和材を5〜9%混合することで,ひび割れの閉塞は確認されなかったものの,高い塩化物イオン固定化能力を維持し,普通セメント単独使用の場合に比べ中性化深さは大差なく,塩分の浸透や鉄筋腐食も抑制していることが確認された。 |
PDFファイル名 |
038-01-1153.pdf |