種別 | 論文 |
主題 | 水中でのコンクリート系部材の低サイクル疲労 |
副題 | |
筆頭著者 | 六車熙(京都大学工学部) |
連名者1 | 張耀凱(中国冶金部建築研究院) |
連名者2 | 安井雅明(大林組構造設計部) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 4 |
号 | |
先頭ページ | 473 |
末尾ページ | 476 |
年度 | 1982 |
要旨 | 1 まえがき コンクリートは、海洋で広く用いられているが、最近では石油プラットフォーム、浮桟橋等が多く、そこでは波浪、風および寒冷地における流水等によりかなりの疲労荷重を受ける。従来、コンクリートおよびコンクリート系部材の疲労性状に関して、水の悪影響の事実が報告されているが、その原因に関してはいまだ不明の点が多い。本論文は、水中でのコンクリート系部材の曲げ疲労強度劣化の原因を究明する事を目的としており、水中でのコンクリートシリンダーの圧縮疲労試験およびRC、PRCおよびPC曲げ材の曲げ疲労試験結果より興味あるいくつかの結論を得た。 5 結論 (1)水中でのコンクリートの圧縮疲労強度は空気中と比較して著るしく劣化する。(2)水中でのコンクリート系部材の曲げ疲労強度劣化の原因は、ひびわれ開口部に侵入した水のくさび作用だけでなく、圧縮側コンクリートの水中での疲労強度劣化に著るしく関係する。 |
PDFファイル名 | 004-01-0119.pdf |