種別 | 論文 |
主題 | 耐震壁を有する鉄筋コンクリート構造物の非線形地震応答解析 |
副題 | |
筆頭著者 | 壁谷沢寿海(横浜国立大学工学部) |
連名者1 | 小谷俊介(東京大学工学部) |
連名者2 | 青山博之(東京大学工学部) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 5 |
号 | |
先頭ページ | 213 |
末尾ページ | 216 |
年度 | 1983 |
要旨 | 序 鉄筋コンクリート構造の建物では、耐震壁は耐震要素として重要であり、建築基準法施行令の改正(昭和56年6月)においても壁量による推定(二次設計の免除)が設けられたが、耐震壁の塑性変形を許容して終局時のじん性を確保する設計手法は十分に確立されてはいない。耐震壁のじん性設計では、終局時に入力する可能性のあるせん断力を評価して、それに対してせん断破壊しないように設計する手法が考えられる。 本研究では、曲げ降伏する連層耐震壁を有する構造物の非線形地震応答解析を行ない、動的な効果により耐震壁に入力するせん断力を検討した。 結論 1)本解析の手法により、実大7層試験体の擬似動的加力実験で得られた構造物としての応答、各部変形を良く再現しうる。 2)動的解析では、逆三角形外力分布を仮定した擬似動的解析に比ベ特に壁のせん断力が上昇する。これは外力分布の変動による。 3)外力分布によらず、変位、転倒モーメント、柱のせん断力は等しく(静的加力、動的応苔)、せん断力の変動は壁に負担される。 |
PDFファイル名 | 005-01-0054.pdf |