種別 | 論文 |
主題 | 水和熱による温度ひびわれ幅の実用算定法 |
副題 | |
筆頭著者 | 長瀧重義(東京工業大学工学部) |
連名者1 | 佐藤良一(宇都宮大学工学部) |
連名者2 | 小島宏(首都高速道路公団工務部) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 7 |
号 | 1 |
先頭ページ | 1 |
末尾ページ | 4 |
年度 | 1985 |
要旨 | 1.まえがき マッシブなコンクリート構造物に発生する温度ひびわれの制御対策として、コンクリートの配合設計や養生を適切に行なってその発生を防止するのと、場合によってはひびわれの発生を認め配筋や目地を設けるなどしてひびわれ幅を許容値内におさめようとする2つの考え方がある。従来前者の考え方が支配的であったが、ひびわれの発生を防止することは極めて難しく、いたずらに防止しようとすれば不合理な設計施工になることが認識され、温度ひびわれ幅の特性の解明やその制御設計法の確立がつよく求められるようになってきた。 本研究は、このようなことから、拘束度が高くひびわれが発生し易いよう壁などの壁体構造物を対象として、鉄筋による温度ひびわれ幅の制御設計法の確立に資することを目的として、付着に基づいた温度ひびわれ幅の実用算定法を提案する。 5.まとめ よう壁などの壁体構造物を対象として温度ひびわれ幅の実用的な算定式を示した。温度ひびわれ幅の機構の複雑さ考えれば、本計算値は実測値とかなりよく一致していると思われる。今後は多くの実測値と比較して本算定法の問題点を改良していきたい。最後に、本研究はJCIひびわれ調査研究委員会の温度ひびわれ制御指針の作成作業の一貫として行なったものであり、貴重なご意見を賜った上記委員会の委員の方々に心より御礼申し上げます。 |
PDFファイル名 | 007-01-0001.pdf |