種別 | 論文 |
主題 | せん断破壊した直交異方向性鉄筋コンクリートスラブの変形解析 |
副題 | |
筆頭著者 | 森村毅(近畿大学) |
連名者1 | |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 8 |
号 | 0 |
先頭ページ | 841 |
末尾ページ | 844 |
年度 | 1986 |
要旨 | 1.序論 過去、筆者が9点均等載荷で行った周辺固定正方形鉄筋コンクリート充実スラブ(以後RCスラブと称する)は、曲げ終局耐力時に曲げ降伏線と呼ばれる破断線がスラブ上下面に生じ、四角錘型の変形状態を形成する。しかし、同じ条件で行った直交異方向性RCスラブ(以後中空スラブをさす)は、穴周辺を補強しない場合、曲げ終局耐力以前にせん断破壊を生じた。そのため、明確な破断線が得られず、せん断破壊を生じた直交異方向性RCスラブのスラブ変形状態を推定するのは非常に困難である。 そこで、本論文は、過去の耐力実験でせん断破壊した供試体を取り上げ、実験で生じた各供試体の曲げひび割れ進行状態を参考にしてせん断破壊するまでのスラブ変形状態を仮定し、その仮定に基づいて荷重変形曲線式を求め、実験結果と比較検討を行ったものである。 8.結論 以上の考察から、せん断破壊するまでのスラブ変形状態は、HS22がクロス型解法、HS32が十字型解法に近い傾向を示すことがわかった。又、十字型解法はクロス型解法の特別な場合と考えられ、クロス型解法の算定式で表されることがわかった。 |
PDFファイル名 | 008-01-0211.pdf |